CBT体験版の公開について

 

 

全商協会では、検定試験のCBT*1化計画に基づき令和7年度実施予定の「簿記実務検定試験3級」並びに「ビジネスコミュニケーション検定試験」を体験受験できる環境として、「CBT体験版」を公開いたします。

この「体験版」は、令和6年6月に全国87校にご協力をいただいて実施した試行試験の問題を、7月に公開した「試行版」に、試行試験の結果や公開後のご意見等を反映した改善をおこなったものです。

利用にあたりましては、確認事項ならびに、利用ガイドをご確認いただき、公開の趣旨をご理解の上、ご利用いただきますようお願いたします。

 

 

■ 体験版についての確認事項 ■

 

1 体験版公開の目的について

(1)受験者が、事前にCBT形式の試験を体験し、受験時の操作を確認できる環境を提供する。

(2)担当者が、自校のICT環境でCBTシステムへの接続や動作の状況を確認できる環境を提供する。

 

  2 利用の許可について

(1)上記の目的であればどなたでも利用できます。

(2)CBTで表示される試験問題や試験画面及び、マニュアル等で提供するファイル、テキスト、画像等の無断転載や体験目的以外での無断使用を固く禁じます。

 

 3 体験版の問題について

(1)体験版は、本試験を想定した問題数と構成で出題されます。

(2)各問題は、本試験と同様に体験版用に登録された複数の問題からランダムに出題されます。

(3)試験画面は、今後の修正により一部の表示が変更されることがあります。

※ 現在、決算の問題で入力した数値の位置が、既に入力されている数値の位置とずれている等の書式の不具合が確認されており、

修正中です。

 

 

■ 利用ガイド ■


1 動作環境  

下記の推奨動作環境をご確認ください。推奨環境以外では、正しい動作が確認されておりません。

 

O  S :

Windows 10 / Windows 11 

注 : Enterprise LTSC (長期サービスチャネル)/ LTSB(長期サービスブランチ)は動作環境外となります。

 

macOS10.15.7 以上)

注 : 簿記では、macOSを使用すると、インストールされているフォントの違いによって、正しいフォントで表示されず画面レイアウトが崩れる場合があります。この点については、今後、対応予定です。

ブラウザ :

Microsoft Edge (version 125 以上、Windowsのみ)

 

Google Chrome  (version 125 以上)

  ; macOSについては、Google Chromeのみ対応。(Edge, Safariは操作環境外です。)

 

上記環境で動作しないときは、次のページで「その他の設定」をご確認ください。 → その他の設定の確認

 

 

 2 体験版の受験方法 

(1)下の ■体験版へのリンク■ にあるボタンで実施する検定試験を選択します。

(2)表示された画面で「体験版を始める」をクリックするとマイページに遷移します。

(3)マイページで当該のテストをクリックすると、実施画面に遷移します。

(4)実施画面で「実施する」ボタンをクリックすると試験開始画面に遷移します。

※ここで、「開始前に操作説明を表示する」にチェックを入れてから「実施する」ボタンをクリックすると、解答する時の操作方法の説明が表示されます。また、下記の資料でも、事前に受験方法の確認ができます。

(5)試験開始画面で「開始」ボタンをクリックすると試験が始まります。

(6)解答が終了したら画面下の「終了」ボタンをクリックすると、データをアップロードするダイアログボックスが表示されます。ここで、「はい」を選択すると、試験が終了し実施結果が表示されます。

※本試験では、ここで実施結果の表示はされません。各試験場校が結果発表の日時・方法を示します。

 

 

 

    ■受験方法の説明資料■

・詳細の操作方法は、「CBTでの受験方法について」を参照してください。

・簿記3級の解答画面の操作方法については、「簿記実務検定試験CBT受験マニュアル」を併せて参照してください。

 

 

 

■ 体験版へのリンク ■

 

 

 

 

■■ 参  考 ■■

 

1 CBTとは

CBT(Computer Based Testing)は,コンピュータ上での試験方式を指す。一般的に、主催者が指定した試験会場で実施されるものを指す。マウスによる記号選択や,キーボードによる記述などによりコンピュータで回答し,スピーキングやリスニングではヘッドセットを用いる。

なお,類似したものに,受験者が自身のインターネット環境で、個人のパソコン、スマートフォンやタブレットPCなどを使用して受験するIBT(Internet Based testing)とよばれる試験方式もあるが,受験者のインターネット環境や端末のスペックが試験に影響したり、カンニングや替え玉受験といった不正行為があったりするなど、厳格性・公平性の観点からの課題があり,ここでは,CBTと区別する。

 

2 全商検定CBT化計画の概要

令和6119日付文書「検定試験のCBT化に向けた計画の概要とICT環境等調査へのご協力依頼について」より抜粋

(一部修正)

 

1 目的

(1)様々なニーズに対応した柔軟な受験機会の提供

 ・授業計画、学習進度に合わせて受験時期を柔軟に設定する。

 ・学校行事や自然災害等に対する柔軟な対応を可能にする。

 ・少人数での受験を可能にする。

(2)採点・集計にかかわる学校並びに教員の負担軽減

・問題用紙の保管・管理や採点・発表等の検定業務の省力化により教員の負担を軽減する。

・学習指導要領に基づく学びの到達度を診断する試験として、平日放課後や、授業時間で実施することも可能にする。

 

2 現在、全商で検討しているCBTモデルについて

(1)運用・手続の概要

@ 全商Webステムで申込をする。

A 検定ごとに複数の実施期間を設定し、試験場校が期間内で自由に実施日時を決定することができるようにする。(複数日程に分けての実施も可能)

B 教員の監督下、試験場校のPCで試験を実施する。

C 受験後、システムが自動採点して、予め定めたタイミングで結果を本人並びに所属校に通知する。

(2)試験の概要

@ 現在実施している試験の検定規則並びに出題範囲、内容、難易度等は原則的に維持しつつ、一部出題形式をCBTに適応した形に変更する。

A 問題は、試験開始時に複数の登録問題の中からランダムの組み合わせで出題する。

(設問の構成や難易度は統一されているが、受験者ごとに異なる問題の組み合わせが出題される方式)

 

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