検定1級取得者の声

山形県 山形市立商業高等学校   3年  A.T

山形県 山形市立商業高等学校   3年  A.T

私は、令和2年11月8日に行われた珠算検定の合格をもって全商検定の全種目1級を達成することが出来ました。同時に本校初、そして山形県初の達成者となれたことを心から嬉しく思います。 入学当初から、商業の学習は全てが新鮮で楽しく、意欲的に取り組むことが出来ました。その学習の成果を形にできる「検定」が私はとても好きでした。2年生の後期にふと、「全種目1級を取りたい」と思いました。その思いが確固たる決意に変わったきっかけは、部活動での大きな悔しさです。 私は「産業調査部」という、山形市活性化を目標に研究を進める部活動の部長を務めてきました。研究を発表する大会で2度の全国優勝を経験し、私たちの学年が主体となる代でも優勝に向けて日々活動していました。しかし、新型コロナウイルスの影響で大会は中止。高校生活の集大成と考えていた舞台が無くなり、非常に強い喪失感を感じました。この悔しさを昇華し、最後に大きなことを成し遂げたいと思い、全種目1級の取得を本気で決意しました。 全種目1級を目指したいと複数の先生方に相談すると「無理だ」と何度も言われました。会計実務検定は県内で指導実績がなく、また私は珠算の経験がないこと、そして秋には進路活動が本格化することから困難だと心配して頂いていたためです。それでも私は諦めませんでした。「無理だ」と言われたのが悔しくて絶対に達成すると誓いました。 会計実務検定は、全て独学だったため自分でテキストを購入し、1ヵ月ほど前から平日でも最低6時間取り組むようにしました。ある先生方には、授業にない範囲でありながらも何度も質問させて頂き、その都度調べて下さり、丁寧に教えて頂きました。珠算も経験のある友人に玉の置き方から習い、3カ月間毎日練習しました。何度も挫けそうになりましたが、ここで諦めてはここまで努力したお世話になった方々にも、自分自身にも失礼だと思い、ひたすらに頑張りました。 沢山の苦労を経て挑んだ最後の珠算検定の合格を、1番お世話になった先生の口から聞けた時は本当に嬉しく、涙が溢れました。そして、無理だと言われていたことを達成出来たことで大きな自信を得ました。「諦めないでくれてありがとう」と、ここまで努力した自分に伝えたいです。 最後に、共に研鑽し合えたレベルの高い仲間、ずっとサポートし続けて下さった先生方。私はこんなにも素敵な方々に囲まれた環境で3年間学ぶ事が出来て本当に幸せでした。私は本校でなければ、達成はおろか、目指すこともなかったと思います。そして、ずっと側で応援してくれた母、生前私に山形市立商業高校を勧めてくれた今は亡き父。支えて下さった全ての方に心から感謝しています。本当にありがとうございました! 無事合格した第一希望の大学でも今回得た経験・知識・自信全てを糧に変え、皆さんへの感謝を忘れずに、私らしく邁進していきます!

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北海道 北海道下川商業高等学校   3年  H.S

私は令和元年11月10日の珠算・電卓実務検定普通計算部門1級(そろばん)に合格し、全商検定全9種目に合格することができました。  全商検定全種目達成は、1年生の時に商業研究部の先生の勧めで目指そうと思い、掲げた目標でした。その先生のほかにもいろいろな先生方が講習をしてくださったり、一緒に勉強していた仲間がいてくれたことが目標を達成できた要因だったと思います。全種目達成は自分一人の力では難しいものだと改めて実感しています。  全商検定には9種目ありますが、中でも取得に苦労した検定は、最後に取得した珠算でした。珠算の経験がなく、高校3年になってから練習を始めたので大変苦労しました。友達、地域の珠算教室の方など、様々な方々に基礎やコツを教えてもらい、計算の速さ・正確さを磨きました。6月検定では不甲斐なく、不合格となりましたが、諦めずに「9種目取得を達成する」という目標に向かって改めて基礎から計画的に練習に励み、見事合格を果たしました。  珠算以外にもプログラミングや簿記など、高校に入ってから初めて学んだものばかりで、合格するための盤石な基礎を築き上げるために先生方にはたくさん教えていただきました。検定を合格するにはやはり盤石な基礎が必要で、基礎があるからこそ応用でき、その応用力が合格するための要点だったなと私は感じています。  全商検定で得た知識や技能はいつどこで活かされるかわかりませんが、検定勉強を通して体得した「諦めないことの大切さ」や「困難に立ち向かう力」、「基礎を踏まえて応用する考え方」など、成長した部分はたくさんあると思います。それは自分にとって大変大きな自信につながりました。これからもこの自信をもとに困難な出来事、未知なる新たな出来事に挑戦し続ける人を目指して努力を続けていきます。

青森県 青森県立青森商業高等学校   2年  R.S

 私は、令和7年2月に実施した商業経済検定のビジネス法規とマーケティングをもって、全商検定の1級9種目を達成することができました。 私は、中学2年生の頃から学校に行かない日が増え、不登校気味のまま高校に入学し、うまくやっていけるか不安でした。しかし、高校は思っていたよりも楽しく、友人もできましたが、まだ勉強や検定等にあまり関心を持てていませんでした。そこで何か勉強をしてみようと思い、商業研究部情報処理班に入部し、検定勉強で新しい知識が増える楽しさを知り、令和6年1月に行われた情報処理検定ビジネス情報部門の1級に合格しました。そして、青森県内の2年生で全商検定の9種目取得者がいないことを知ったことを機に本格的に全商検定1級の勉強をはじめました。 特に力を入れた検定は、ビジネス計算実務検定の珠算です。私はそろばんを触ったことがなく、加減算すらわからなかったので、そろばんの顧問がいる珠算電卓班に入部し、ほぼ毎日2時間ほど練習をしました。スピードと正確さを両方維持するのがとても難しく、何度も諦めそうになりましたが、無事に1回目で合格することができたのでとても嬉しかったです。 この2年間で中学の頃よりも遥かに勉強に対しての意欲が上がり、自分なりの勉強法を編み出すことや、目標の上手な立て方などができたと思います。そして、検定・資格勉強時にまずすることは、「継続的に勉強する」「基礎をしっかり固める」ことだと思いました。 最後に、この9種目達成は到底自分1人の力だけではできなかったと思います。放課後や休み時間の間を縫って教えてくれた先生方や競い合える友人、支えてくれた家族に感謝の気持ちを忘れずに次への検定・資格の取得に励み、培った知識や考えを活かしていきたいです。

兵庫県 兵庫県立小野高等学校   3年  H.A

私は令和4年12月11日に実施された財務諸表分析検定の合格をもって、全国商業高等学校が主催する9種目の検定すべてで1級を取得することができました。 小野高校のビジネス探究科に入学した私の一番の目標が、9冠を取得することでした。振り返ってみると9冠取得までの道のりは厳しく、9冠が達成できたのは本当にたくさんの方に支えていただいたおかげだと実感しています。  検定を取得していくなかで特に苦労したのは情報処理検定のプログラミング部門とビジネス文書実務検定の速度部門です。プログラミングの内容はほとんど授業で学習したことがなかったため、基礎から自分で勉強する必要がありましたが、正直何から始めれば良いのか全く何もわからない状態でした。9冠を目指していたため検定のたびに申し込みはしていましたが、プログラミングは自分で勉強してもわからないことだらけで、1回目の挑戦では不合格でした。その後、他の検定に合格していくなかで徐々に9冠達成が現実に近づいてきた時に、苦手な検定であっても「やるしかない」、「次こそは絶対に合格する」という強い気持ちを持つようになりました。そこからの私は、放課後、先生にお願いして教えていただける時間を設けていただき、プログラミングの学習を進めていった結果、2回目の挑戦で無事合格することができました。  ビジネス文書実務検定速度部門の練習では、普段からパソコンを使う機会がほとんどなかったため、当初10分間で400字を超えることが精一杯でした。しかし、友達と放課後に30分タイピング練習をするようになり、練習後に友達と話すことが楽しくて、気がつけばそれが毎日の日課になっていました。そんな友達にめぐり会えたことが9冠取得の近道になったのかもしれません。忙しいにも関わらず放課後の時間を割いて最終下校時刻ギリギリまで1対1で教えて下さった先生、検定に向けてプリントを刷ってくださる先生、同じ目標を持って毎日一緒に速度練習をしてくれた友達の存在がなければ,自分一人では絶対に成し遂げることができませんでした。検定を取得した時には自分のことのように全力で喜んでくれた先生方や友達が大好きです。9冠に挑戦してそれを達成できたことは、私の高校生活を本当に充実させてくれました。小野高校のビジネス探究科に1期生として入学し、3年間を過ごせて本当によかったといま改めて感じています。

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