検定1級取得者の声

福岡県 久留米商業高等学校   3年  K.N

福岡県 久留米商業高等学校   3年  K.N

 私は令和6年12月8日に実施された会計実務検定の財務諸表分析の合格をもって、全国高等学校協会の主催する9種目の検定一級に合格し、9冠を達成することができました。私が全種目合格を目指し始めたきっかけは、高校へ入学が決まってすぐに当時の三年生だった先輩が9冠を達成したという話を聞いたことです。そこで初めて、9冠の存在を知り、高校生のうちにしか挑戦できないということから、私も高校卒業までに絶対にやりとげたいと思いました。
 特に取得するのに苦労した検定は、プログラミング検定と会計実務検定です。
 プログラミングはそれまでに全く触れたことのない分野であり、私が在籍しているコースでは授業で習うことがなかったため、自分で1から勉強する必要がありました。プログラミング言語を覚えるところから始まり、慣れるまではとにかく問題を解き解説を見るを繰り返しました。最初はなかなか点数が上がらず焦りを感じていましたが、先生や情報コースの友達に教えてもらいながら勉強を続け、なんとか合格することができました。
 会計実務検定は、二年時には部活の大会により受験することができなかったため、三年生の12月に初めての挑戦となりました。受験勉強のため、十分に追い込みができないまま試験当日を迎えることとなりましたが、大学受験の時期と検定日が重なることを想定し、同年の6月から少しずつ勉強を進めていたことで、無事に合格することができました。
 9冠を達成することができたのは、先生や友人、家族など周りの方々のサポートがあったおかげだと思います。特に、同じ目標を持ち切磋琢磨し合った友人の存在は大きかったです。絶対に負けたくないという強い思いがあったことで検定勉強に対するモチベーションを失うことなく学び続けることができ、分からない問題があるときは、知識を共有しながら互いに高めあうことができました。 大学へ進学後も周りの人や学ぶことのできる環境が与えられているということに感謝を忘れず、新たな目標を立てその達成のために努力を続けていきたいと思います。

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兵庫県 兵庫県立相生産業高等学校   3年  M.H

 私は、令和6年12月に実施された管理会計検定の合格をもって、全商検定1級の9冠を達成しました。 高校生活の中で検定取得に力を入れたのは、進路に対する悩みがあったからです。将来何を学びたいのか、何をしたいのか分からず、不安な時期が続きました。そんな中で、今できることを考えたとき、思いついたのが検定の取得でした。どんな進路を選んでも全力で挑戦できるように、なるべく多くの検定に挑戦しようと決心しました。大学によっては出願資格の中に特定の検定取得が含まれている場合もあり、検定を持っていることで選択肢が広がるためです。また、検定の勉強を通じて新たな知識や努力する力を身につけたいと考えました。  9つの検定すべてに合格するためには、それぞれ異なるスキルが求められました。例えば、簿記検定では仕訳や決算を正確に行う知識と実務スキルが、情報処理検定では表計算やデータベースの活用、プログラミングなどの技術が必要でした。さらに、珠算や電卓では高速かつ正確な計算能力が問われました。このように、9つの検定はそれぞれ異なる挑戦であったため、一つ一つの合格が私にとって小さな成功体験となり、それが次の挑戦意欲へとつながりました。 もちろん、すべてが順調だったわけではありません。定期考査の勉強や部活動と両立しながら検定の勉強時間を確保するのは容易ではありませんでした。また、集中力が途切れたり、思うように成績が伸びなかったりすることもありました。そんな中で、先生方や家族のサポートが大きな支えとなり、努力を続けることができました。また、同じ目標を持つ友人たちも心の支えとなりました。 9冠を達成した今、大きな達成感を感じています。しかし、この結果は私一人の力だけで得られたものではありません。学校での補習、友人との教え合い、そして家族の励ましがあったからこそ、実現できました。この経験を通じて、努力し続ける力を身につけることができました。毎日の小さな積み重ねが大きな成果につながることを実感しました。 今後もこの経験を糧に、これまで支えてくれたすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、新たな目標に向かって努力し続けていきたいです。

神奈川県 横浜市立横浜商業高等学校   3年  D.Y

 私は、3年次の1月に受けた情報処理検定プログラミング部門の合格で、全商9冠を達成しました。 座右の銘が「楽をするために苦労をする」なので、1年生のときから、どんな進路にも対応できるような評定や検定を確保していきました。授業で勧められた検定以外も積極的に受験した結果、そろばん経験者だったこともあり、2年間で6冠まで辿り着きました。3年の1学期には日商簿記1級や英検準1級にも合格し、その後指定校推薦での進学が決定すると、時間に余裕が生まれました。そこで、この学校では少なくともここ数年は達成者がいないという、全商9冠を目標にすることを決めました。一緒に9冠を目指す仲間がいたこともモチベーションになりました。その後も順調に合格を積み重ね、最後に残ったのは、授業で全く触れたことのないプログラミングでした。基礎も知らない状態だったので、流れ図の長さに圧倒されることもありましたが、私が勉強で大事にしていることである「暗記より理解」が功を奏し、無事に合格できました。 商業高校生のみなさんには、9冠を取れとまでは言いませんが、全商検定に絶対にチャレンジしてほしいと思います。授業や部活動で忙しい高校生でも、他のことと両立しながら取得できるレベルになっているため、合格の経験を得られるチャンスです。合格は自己肯定感アップにつながります。きっとみなさんの高校生活を豊かにしてくれるでしょう。ちなみに私は公認会計士を目指していますが、それは商業高校に通ったから持てた夢です。みなさんも商業高校で学んだ専門知識を活かして、何かのスペシャリストを志してください。

長崎県 長崎市立長崎商業高等学校 3年 N.S

私は令和3年1月31日に実施された情報処理検定試験への合格をもって、2年生で全商検定1級の9冠を達成することができました。また、同年10月には会計実務検定試験に合格し、全商検定全科目合格を達成しました。これは長崎県内では初の事例なので、このような結果を残すことができ、とても嬉しく思います。  高校入学当初は、「私にできるはずがない」と、9冠達成すら目標としていませんでした。ですが、1年生の頃から積極的に受検をする環境を先生方がつくってくださったため、全商の検定に1つ、また1つと合格していくうちに、もっと上を目指したい、多くの検定に挑戦したい、と思うようになりました。    私は、進学コースに在籍しているので、授業では習わない科目が多く、自力で勉強をする必要がありました。特に、情報処理検定ビジネス情報部門では、聞き慣れない専門用語や複雑な関数に、なかなか応用が利かず、何度問題を解き直し勉強しても点数が伸びなかったため、心が折れそうになることもありました。ですが、そのようなときに分からないところを教え合い、高め合えるクラスメイトがいたことはもちろん、昼休みや放課後を利用して個別に指導をしてくださる先生方がいたことは、私にとって検定合格への大きな支えとなりました。珠算検定においては、全く経験も知識もない状態からのスタートでしたが、基礎から先生が丁寧に指導をしてくださったため、自信を持って検定に臨むことができました。3年生になり、進路実現との両立の難しさから、全科目合格を目標に据えることを決心できずにいたときも、先生方が背中を押してくださったため、最後まで諦めずに取り組むことができたのだと思います。    以前、長崎県内で初めて2年時での9種目1級合格を達成された先輩の背中を追いかけるうちに、努力を重ね、目標を確実に達成していく喜びや、自ら学びを深める楽しさを感じられるようになりました。検定合格を目指す中で培った、学びに対する積極的な姿勢は、大学進学後の学びにも活かしていきたいと思います。また、検定の指導をしてくださった先生方、日頃から気にかけ、見守ってくださった先生方、友人に感謝したいと思います。

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