自分の住んでいる近くにどのような商業高校があるのか知りたいのですが、どのように調べればいいのでしょうか。
商業高校での学習内容は、その地域、あるいはその都道府県において、その特徴を生かすため実に多様化しています。ですから皆さんが通学できる商業高校でどのような学習ができるのかを知ることは大変重要なことといえます。是非、身近な商業高校について十分な情報を入手し、入学に向けての参考にしてください。 会員校情報はこちら
全国の商業高校生の進路に関する概況を見ると、ここ数年の状況では約60%の生徒が進学、約30%の生徒が就職をしています。
特に近年では、進学する生徒が増加しており、これは商業高校で取得した資格を活かし、学校推薦型選抜、あるいは総合型選抜による進学者が増えてきているからだと思われます。
また、商学系の大学に進学した場合には、基礎的な科目は高校時に学習をしているので、進学してからの学習活動にも大いにプラスになっています。なお、全商協会の特別推薦の制度も現在約20の大学との提携をしており、毎年多くの商業高校生がこの推薦制度を利用して進学しています。
就職に関しましては、昨今の経済状況の悪化により雇用情勢も厳しいものがある中、商業高校生は身に付けた資格・特技を活かし、現場での即戦力として企業からも大いに期待されています。
特に、地元企業との密接な連携の元、毎年安定した求人をいただき、普通高校にはない就職先を確保している状況です。
商業高校での学習内容は、その地域、あるいはその都道府県において、その特徴を生かすため実に多様化しています。ですから皆さんが通学できる商業高校でどのような学習ができるのかを知ることは大変重要なことといえます。是非、身近な商業高校について十分な情報を入手し、入学に向けての参考にしてください。 会員校情報はこちら
「全国高等学校生徒商業研究発表大会」という大会を主催しています。この大会は各学校が独自で商業に関する研究テーマを設定し、その研究の成果を発表する大会です。「課題研究」という授業で取り組んだり、「商業研究部」という部活動で取り組んだりと、その参加形態はさまざまですが、地域の予選会を経た全国9ブロックを代表する約20校で、開催しています。
基本的に「ビジネス基礎」はほとんど全員の生徒が1年次に学習します。また、「簿記」・「情報処理」など各分野の基礎となる科目も1年次に学習します。こうして1年次に基礎的科目を学習し、2年次になるときに自己の得意とする分野、あるいは自分の勉強したい分野を見定め、どの分野の学習を進めるかを各自が選択し学習する場合が多いようです。