検定1級取得者の声

兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校   3年  Y.Y

私は、令和4年12月11日に実施された財務会計検定・管理会計検定に合格し、全国商業高等学校協会が主催する9種目の検定試験1級に合格し、9冠を達成することができました。
 進路のためになるべく多くの検定をとったほうがいいとは思ってはいましたが、はじめは商業に全く興味がなく、なかなか積極的に検定に取り組むことができませんでした。私が9冠を目指すようになったきっかけは2,3年生の時に同じクラスになった友達が誰よりも検定試験を頑張っていて、真剣に取り組んでいる姿がとてもかっこよく、私も負けずに頑張りたいと思ったからです。そこから9冠かつ、すべて一発で合格するという目標を立てて検定試験に取り組みました。
 私が検定を取得するのに特に苦労したのは英語検定です。2年生の9月に取得を目指し夏休みから勉強を始めました。夏休みの初めに解いた過去問では40点と合格点には程遠く、夏休みは毎日朝と夜、英単語をするようにしていました。しかし夏休みの終わりに解いた過去問では50点で約1か月間毎日継続して勉強してきたのに10点しか点数が上がらず絶望的な気持ちでした。それからもなかなか点数が上がらず周りの人からも「今回は難しいかもしれないね」といわれ正直諦めそうになりました。しかし自分で掲げた目標を思い出し、絶対に達成したいという強い意志を持って勉強を続けることによって合格することができました。
 検定の勉強は部活動がとても忙しかったため、休み時間などの隙間時間で勉強したり、朝早く起きて勉強をしていました。今思えば時間がなかったからこそ、だらけずに継続して勉強に取り組めたと思います。
 勉強をしているとモチベーションが下がったり、なかなか点数が上がらず辛いと思うこともありましたが、友達が励ましてくれたり、わからない問題を教えあったりすることで、最後まで頑張ることができました。また、先生方には放課後に補習をしていただいたり、過去問などを用意してもらったりしました。私が9冠を達成できたのはたくさんの人の支えがあったからです。本当に友達や先生方に感謝しています。今後も高校生活で培った継続力を生かして様々な検定試験に挑戦しようと思います。

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東京都 東京都立第一商業高等学校   2年  T.M

令和4年1月に受験した情報処理検定プログラミング部門1級の合格をもって、全国商業高等学校協会が主催する9種目すべてを取得することが出来ました。また、商業経済検定全科目に2年生のうちに合格することが出来ました。  私は1年生の頃から進路実現に向け、なるべく多くの資格取得を目標とし、日々様々なことに挑戦しています。その中で担任の先生に何度か9冠を勧められ、本格的に目指し始めました。しかし、私の中では2年生のうちにそれを達成できるかどうかやってみたいと思う反面、まだ早いのかなと自分に自信が持てませんでした。また、コロナ禍という状況下で十分に登校することも出来ず、資格取得のための勉強は自学自習が中心となりました。これはかなり大変で9冠を志半ばで諦めようかと思いました。ところが、そう思わされていたのは私だけで、多くの先生方はこの状況下で行える最善の策を常に考え、私を導いてくださりそれは勉強面だけでなく精神的にも大きな支えになりました。  私が取得した検定の中で最も大変だと感じた検定は会計実務検定です。この検定は練習問題が少なかったため、とにかく過去問題を解き続けることしかできず、検定当日は不安要素を残したままでした。しかし、検定当日までに過去問題は何十回と解き直し、わからない所は先生方に聞くなどし、不安要素を努力で穴埋めした結果、合格することが出来ました。  今後も進路実現に向け努力していくとともに、支えてくださった周りの方々に感謝を忘れず残りの高校生活を送りたいです。

兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校   3年  R.T

私は平成30年10月28日に実施された会計実務検定合格を持って、全国商業高等学校協会が主催する9種目の検定試験1級全てに合格し、9冠を達成することができました。 私はもともと商業の勉強がしたくて商業学科に入学しました。私には普通科より商業学科が合っていると考えたからです。そして、私の考えは的中し、商業科目はとても得意でした。だから、資格取得にはそこまで苦労していないように感じています。問題なども比較的すぐに理解できたので、勉強尽くしというわけではありませんでした。 私が9冠を達成するための最後の検定は、会計実務検定でした。私は財務会計と管理会計の両方を受験することになっていました。できるのなら完全合格したいと思いました。そのために、検定の過去問題や問題集を解くなどをしました。検定のために頑張って勉強していました。しかし、会計実務検定の1、2週間前に私にとって辛いことが起きました。私の心は検定どころではありませんでした。検定の勉強も手につかず、十分な勉強もしないまま検定本番となりました。 検定を受けた後、自分としては上手くいかず検定は両方落ちたなと思っていました。しかし、落ちていてもいいやと思いました。例え9冠を達成できなくても、それがすべてではないと考えたからです。会計実務検定の合格発表当日、私はもう落ちたものだと考え、結果を見に行こうともしませんでした。そんな中、友達が結果を見に行き、私に結果を教えてくれました。そこで、私が合格していたことを知りました。両方合格とはいきませんでしたが、管理会計のみ合格することができました。そして、9冠を達成することができました。 私は9冠達成が全てではないと考えています。人には得意不得意があります。私は、自分の得意な分野を伸ばしていけばいいと思います。不得意な分野を無理して必死に頑張るより、その労力を得意な分野にぶつけるほうが自分の能力向上となると思います。いろんなことができるのも、もちろん良いことです。しかし、一つでも自分の得意な分野があるのならそれが自分の武器になります。だから、自分の好きなように頑張っていけばいいと思います。

兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校   3年  Y.M

私は令和2年10月25日に実施された会計実務検定1級に合格し、全国商業高等学校協会が主催する9種目の検定試験1級に合格し、9冠を達成することができました。入学当時から大学進学で少しでも有利になるように資格の勉強には力を入れていました。 ですが、高校2年生のとき先輩方が放課後一生懸命勉強している姿を見て、私ももっと頑張らないといけないと思うようになり、9冠を目指すことにしました。私が一番取得するのに苦労した検定は会計実務検定でした。2年生で財務諸表分析と財務会計を受けたときには、あと数点足らずで財務会計が不合格になってしまい、3年生で財務会計と管理会計を受験しました。会計実務検定は年に一度しかないため、もし不合格なら9冠が達成できないととても不安になりました。その不安をすこしでも無くそうと、放課後や土曜日に学校で勉強をしたり、過去問は何度も何度も繰り返し答えを暗記できるくらいまで解いたりしました。 そのおかげで試験当日は緊張することもなく、落ち着いて試験に臨めました。結果発表の日、合格者一覧の貼り出しに自分の名前が書いてあるのを見たときはとても嬉しく、今まで頑張ってきて本当によかったと思いました。9冠を達成したことで、商業の幅広い知識を身につけられたことはもちろん、集中力や物事を最後まで諦めない力を身につけられ、充実した高校三年間の中で自分自身を大きく成長させることができたと思います。ここまで頑張って勉強を続けられてきたのは、苦手な問題や授業で習っていないところを教えてくださった学校の先生方や応援してくれた家族、友達の支えがあったからです。感謝の気持ちを忘れず、これからの大学生活でも努力していきたいです。

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