検定1級取得者の声

兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校   3年  Y.M

私は令和2年10月25日に実施された会計実務検定1級に合格し、全国商業高等学校協会が主催する9種目の検定試験1級に合格し、9冠を達成することができました。入学当時から大学進学で少しでも有利になるように資格の勉強には力を入れていました。 ですが、高校2年生のとき先輩方が放課後一生懸命勉強している姿を見て、私ももっと頑張らないといけないと思うようになり、9冠を目指すことにしました。
私が一番取得するのに苦労した検定は会計実務検定でした。2年生で財務諸表分析と財務会計を受けたときには、あと数点足らずで財務会計が不合格になってしまい、3年生で財務会計と管理会計を受験しました。会計実務検定は年に一度しかないため、もし不合格なら9冠が達成できないととても不安になりました。その不安をすこしでも無くそうと、放課後や土曜日に学校で勉強をしたり、過去問は何度も何度も繰り返し答えを暗記できるくらいまで解いたりしました。 そのおかげで試験当日は緊張することもなく、落ち着いて試験に臨めました。結果発表の日、合格者一覧の貼り出しに自分の名前が書いてあるのを見たときはとても嬉しく、今まで頑張ってきて本当によかったと思いました。
9冠を達成したことで、商業の幅広い知識を身につけられたことはもちろん、集中力や物事を最後まで諦めない力を身につけられ、充実した高校三年間の中で自分自身を大きく成長させることができたと思います。ここまで頑張って勉強を続けられてきたのは、苦手な問題や授業で習っていないところを教えてくださった学校の先生方や応援してくれた家族、友達の支えがあったからです。感謝の気持ちを忘れず、これからの大学生活でも努力していきたいです。

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静岡県 静岡県立島田商業高等学校   3年  M.M

私は、令和5年2月に実施された商業経済検定をもって、2年生で全商検定1級の9冠を達成することができました。  私が高校2年生の4月頃、所属する英文ワープロ部の顧問であり、学年主任でもある先生から全商検定1級の9冠のお話を伺いました。私が1年生のとき、2種目の1級を取得していましたが、全種目1級を取得するという意識は全くありませんでした。  私は1年次から常に具体的な目標を持ち、計画的に学習に取り組むことで、成績上位者を維持してきました。また、苦手な教科の演習問題を繰り返し解いたり、課題を丁寧に行ったりして、自分の成績を伸ばすことに対して意識を向けてきました。しかし、先生から全商検定1級の9冠のお話を伺ったことで、校内の成績だけに目を向けるのではなく、検定取得に励み、もっと自分を高めていきたいと考えるようになりました。そこで、2年生の7月頃から検定取得に向けて、勉強に励むようになりました。  しかし、全商検定とは別の検定の受験があったり、授業の予習と復習があったりして、9冠を実現するためのスケジュール管理はとても大変でした。そこで、私は自分の行動を明確にし、勉強する時間を生み出すように心がけました。また他にも種目の専門的な学習内容の理解も大変でした。私が特に苦労した検定は珠算です。そろばんはこれまで使ったことがなかったため、何も分からない状態から始めることになりました。検定試験の期日が迫っており、勉強できる期間が一カ月ほどのなか、毎日過去問題を3回分繰り返しやりました。毎日5時間の勉強を続け、自分の学習時間の確保をしました。それでも時間が足りず、本番直前まで演習をこなし続けました。その結果、合格ラインのぎりぎりで受かることができました。この経験から、自分のスケジュールを管理し、勉強時間を自らが生み出すことで、自己管理能力と何事も諦めずに努力する力を身に付けることができました。また、難しいことをなんとかやり遂げたという達成感も大きかったです。  私が自分の目標のために努力できたこと、そして目標の9冠を実現できたことは、多くの方の支えがあったから叶ったことです。私の周りには、私を支えてくれる多くの友人、先生方がいます。支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも自分が掲げた目標に向かって、貪欲に努力をしていきたいと思います。

兵庫県 神戸市立神港橘高等学校 3年 I.K

私は令和3年10月に実施された会計実務検定の財務会計の合格をもって、全国商業高等学校協会主催の検定で9種目―級合格を達成しました。 9冠を目指したきっかけは、高校1 年生の終わり頃から、新型コロナウイルスの感染拡大によって休校になったことです。いつから学校に行けるようになるのかと不安な気持ちで過ごし、今後の高校生活について考えた時、できることは全て挑戦しようと決意しました。 休校中は珠算検定に向けて、インターネットで動画を見ながら毎日練習をしました。先生に教材を自宅に送って頂き、足し算から指を慣らしていきました。休校明け初めての珠算検定で合格したことによって、さらに意欲が湧きました。 9目の中で一番苦労したのは、会計実務検定の財務会計です。年に一度しか行われない検定で、2年生で挑戦した時にはあと15点足りず、悔しい思いをしました3年生の夏には、公認会計士の叔父のもとで泊まり込みで勉強を見てもらいました。最後のチャンスとなった10月の検定ではとてもプレツシャーを感じましたが、これまでの勉強の成果を発揮することができました。前回受験した時よりも理解して問題を解けるようになり、この1年は決して無駄ではなかったと実感することができました。 中には授業では習わない科目もあり、勉強時間を作るのが大変でした。先生方に質問をしたり、放課後に友人と勉強をしたりして、毎日コツコツと取り組みました。定期考査、部活動と両立させることにも苦労しました。一度の挑戦では合格できないものもあり落ち込むこともありましたが、友人の励ましがいつでも私の力となりました。全国商業高等学校協会の検定を通じて、一つーつ乗り越える喜びや楽しさを感じることができ、大きな目標を達成したことが自信につながりました。日々、私のことを応援してくれた家族や先生方、友人に感謝を忘れず、高校卒業後もこれまでのように目標を持って、様々なことに挑戦したいと思います。

和歌山県 和歌山県立和歌山商業高等学校   3年  A.T

私は令和2年11月8日に実施された珠算実務検定1級の合格をもって、全国商業高等学校協会が主催する9種目合格を達成することができました。  高校入学当初は自分の将来が明確に定まっておらず、検定取得も将来の選択肢を増やすという軽い気持ちで始めました。しかし、先生方の勧めや頑張る友人の姿を見て私も苦手な分野に意欲的に取り組むようになりました。  私は2年生から会計コースに所属したため、授業がほとんどない情報処理検定には苦戦しました。特にプログラミング部門は、暗号が並んでいるかのように感じてしまい、1度目の受験は不合格でした。そこで基礎から学び直そうと考え、先生が勧めてくれたテキストを使用して勉強をやり直しました。また一緒に学ぶ友人と協力しながら、少しずつ理解を深めることができました。長い時間をかけて勉強したので、合格だとわかったときは本当に嬉しかったです。  また英語検定の合格者は少なく、英語が苦手な私では合格は難しいだろうと思っていました。しかし挑戦したい気持ちはあり、担任の先生に相談したところ、朝の補習への参加を勧めてくれました。苦手な英語と朝から向き合うのはしんどかったですが、先生の熱心な指導のおかげで、次第に楽しいと感じるようになり、自然に英語を学ぶことができました。毎日勉強を教えてくれた先生に合格を伝えることができて本当によかったです。  私は検定取得を通して、商業に関する知識はもちろんですが、人との繋がりの大切さを学ぶことができました。私1人では成し遂げることが難しかった9種目合格は、お世話になった先生方や共に支え合った友人たちのおかげです。本当にありがとうございました。感謝の言葉しかありません。今後も3年間の検定取得を通して学んだ様々なことを活かしていけるように努力を続けたいと思います。

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