検定1級取得者の声

長崎県 長崎市立長崎商業高等学校 3年 A.K

長崎県 長崎市立長崎商業高等学校 3年 A.K

私は令和3年12月19日に実施された英語検定の合格をもって、全商検定9種目を取得することができました。入学当初は9種目達成を考えたこともなく、1つずつ合格できたらいいなという気持ちだったので、9種目達成できた時はとても嬉しかったです。  
  私が取得に苦労した検定は、珠算と英語検定でした。珠算は初心者で始め、やり方も何も分からない私に1年生の時の担任の先生が基礎から丁寧にわかりやすく教えてくださいました。家でも沢山過去問題を解いたりしましたが、問題を解く時間が足りなかったり、答えがなかなか合わなかったりして何度も辞めたくなりました。しかし、共に頑張って取り組む友人や、指導してくださった先生のおかげで一回目の受験で合格することができました。英語は元々苦手で、英語検定には受かることはできないだろうと思っていました。しかし、8種目目に合格してから残りは英語検定だけとなった時に、頑張って合格して9種目達成したい、と強く思いました。それから英語の先生に何から始めればよいか質問をしに行き、まずは単語を覚えることからと教えてもらい、友人と毎日目標を決めて単語を覚えていきました。実際はスムーズに覚えられず、覚えているつもりになっていたりして、問題を解いても合格点にはなかなか届きませんでした。しかし、何度も問題を解いていくうちに最初は読んでも分からなかった長文が、だんだん分かるようになってきてとても達成感を感じました。検定当日は今までやってきたことを信じて頑張ろう、合格できなくても自分のベストを尽くすことができればそれでいいと思い頑張りました。練習で1度も合格点をとることができなかったので合格を知ったときは、本当に嬉しかったです。  
  検定取得をとおして、検定の結果だけではなく、最後まで諦めずにやり続けることが大切だと思いました。9種目達成することができたのはこれまで指導してくださった先生方や一緒に頑張ってくれた友人のおかげだと思うので本当に感謝したいです。これからは検定取得で培った、最後まで諦めない心を忘れず色々なことに挑戦していきたいです。

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長崎県 長崎市立長崎商業高等学校 3年 C.H

私は令和3年10月に実施された会計実務検定の合格をもって、全商検定全9種目1級を取得することができました。9冠を目指したきっかけは、私が中学1年生の時に初めて長崎商業高等学校から9種目1級達成者が現れたという話を聞いたことでした。副担任の先生が勧めてくださったこともあり、高校1年生の時から勉強を続けてきたので目標を達成できた時は非常に嬉しかったです。     資格取得にあたって役立ったのが、スケジュール管理です。毎年4月にその年で取得したい資格を決め、年に何度も行われるものは他の検定勉強とも両立できる受験日程を選択していきました。不合格だった場合のことも考えながら、一つ一つの検定に集中できるよう余裕のある計画を立てたことが合格につながったと思います。また、進学コース所属ということもあり、検定によっては授業で習わない問題も多かったため、勉強は独学で行う必要がありました。中でも苦労したのが会計実務検定です。模擬試験問題が手に入らないので、インターネット上の過去問題を利用して勉強しました。解き方がわからない問題はインターネットで調べたり、先生に教えていただいたりしながら、正解するまで何度も解き続けていました。2年生の時は検定の1か月前から勉強を始めたため時間が足りず、不合格となってしまいました。しかし、3年生ではその反省を生かし、電車で移動する際などのすき間時間を活用して夏休みから努力を続けた結果合格することができました。ピークだった受験勉強との両立は困難でしたが、発表を聞いた時の達成感は今でも印象に残っています。    9種目達成にあたって大きな支えとなったのが、先生方や友人の存在です。取得できた検定は、先生方が開いてくださる補習に参加したり、他コースの友人に問題の解き方を教えてもらったりしながらなんとか合格できたものばかりです。自分一人では決して叶えられない目標だったと思うので、周囲の人への感謝を忘れないようにしたいです。また、検定に向けて勉強する中で得た知識や経験を活かし、大学進学後も努力を続けていきたいです。

兵庫県 尼崎市立尼崎双星高等学校   3年  H.B

私は令和2年9月の英語検定の合格で、全商検定9種目の1級を取得することができました。私は、入学当初から9冠をとることを目標にしていたので、合格がわかったときはとても嬉しかったです。 私が取得するのに最も苦労した検定は、英語検定です。私は英語が得意ではありません。リスニングや長文を読むことが苦手で何回も検定に落ちました。最初、長文問題は自分の分からない単語ばかりで、繰り返し意味を調べました。何回も調べた単語を集めた単語帳を作り、自分が覚えていない単語を集中的に勉強しました。また、英語の先生に問題の解説をしていだだきました。そして英語検定に合格することができました。私はたくさんの検定に挑戦して、最後まで諦めず努力することの大切さを学びました。9冠をとれたのは熱心に指導してくださった先生、検定をとるために支えてくれた家族がいたからです。高校で学んだことを活かし、大学生活を頑張っていきたいです。

香川県 香川県立坂出商業高等学校   3年  S.K

私は令和4年12月11日に実施された財務諸表分析検定・管理会計検定の合格をもって、全国商業高等学校協会が主催する9種目の検定で1級を取得することができました。  私は高校に入学する前から9冠のことを知っていました。入学当時は自分には難しいことだと考えていましたが、進路を選ぶ際に少しでも有利になるようにと、積極的に検定に挑戦していきました。その結果、1年生で5冠を達成することができました。それ以後、9冠を達成したいという思いが強くなり、残りの検定も問題を繰り返し解いて苦手な分野を少なくしたり、毎日継続して勉強したりすることにより、9冠を手にすることができました。  私が9冠の中で最も苦労したのは、英語検定です。私は英語が得意ではなかったため、1級は2回不合格になりました。2回目の不合格時は悔しくて、「次は絶対に合格したい」と強く思い、不合格が分かってからすぐに勉強を再開しました。私には単語力がかけていたため、昼休みなどの空いている時間を見つけ、コツコツと単語を覚えていきました。また、リスニングでもあまり点数が取れなかったので、問題集付属のCDを使い、反復して英語を聞いて耳を慣らしていきました。こうした努力の結果、3年生の9月の英語検定で前回の点数を20点も上回る形で合格することができ、とてもうれしかったのを鮮明に覚えています。  私は、部活動で取り組んでいたアプリ開発や坂出市の活性化を目的としたプロジェクト等と並行して検定取得に取り組んでいたので、大変忙しかったのですが、継続していくうちにできることが増える楽しさや達成感を得ることができました。また、難しい検定に合格することで自分に自信を持てるようになり、検定取得や商業のさまざまな活動を通して、継続力やチャレンジ精神も身に付けることができました。何事にも早めに取り掛かること、疑問をそのままにしないこと、自分なりに目標を持ちそれを達成したいという強い思いを持ち努力すること。これらの大切なことを学んだ3年間でした。ネガティブになってしまった時期もありましたが、努力を続けて9冠を達成することができた時はうれしさとほっとした気持ちでいっぱいでした。  私は高校で9冠だけではなく、日商簿記検定2級やITパスポートなどにも挑戦し、合格しました。また、部活動のコンピュータ部では全国大会に出場したり、プログラミングコンテストで最優秀賞を受賞したりしました。こうして私が様々な結果を残すことができたのは、決して私の努力だけではなく、多くの方に支えていただいたからです。近くで優しく見守ってくれた家族、忙しいにもかかわらず熱心に指導や応援をしてくださった先生方にはとても感謝しています。進学してからも高校で学んだことや高校での経験を忘れずに、様々なものに興味を持ち、積極的に挑戦していくことで新たなことを学んでいきたいです。そして、将来の目標に向けて知識や考えを深めながら研究をしていき、人としても成長していけるようにこれからも頑張りたいと思います。

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