検定1級取得者の声

兵庫県 兵庫県立相生産業高等学校   3年  M.H

兵庫県 兵庫県立相生産業高等学校   3年  M.H

 私は、令和6年12月に実施された管理会計検定の合格をもって、全商検定1級の9冠を達成しました。 高校生活の中で検定取得に力を入れたのは、進路に対する悩みがあったからです。将来何を学びたいのか、何をしたいのか分からず、不安な時期が続きました。そんな中で、今できることを考えたとき、思いついたのが検定の取得でした。どんな進路を選んでも全力で挑戦できるように、なるべく多くの検定に挑戦しようと決心しました。大学によっては出願資格の中に特定の検定取得が含まれている場合もあり、検定を持っていることで選択肢が広がるためです。また、検定の勉強を通じて新たな知識や努力する力を身につけたいと考えました。 
 9つの検定すべてに合格するためには、それぞれ異なるスキルが求められました。例えば、簿記検定では仕訳や決算を正確に行う知識と実務スキルが、情報処理検定では表計算やデータベースの活用、プログラミングなどの技術が必要でした。さらに、珠算や電卓では高速かつ正確な計算能力が問われました。このように、9つの検定はそれぞれ異なる挑戦であったため、一つ一つの合格が私にとって小さな成功体験となり、それが次の挑戦意欲へとつながりました。
 もちろん、すべてが順調だったわけではありません。定期考査の勉強や部活動と両立しながら検定の勉強時間を確保するのは容易ではありませんでした。また、集中力が途切れたり、思うように成績が伸びなかったりすることもありました。そんな中で、先生方や家族のサポートが大きな支えとなり、努力を続けることができました。また、同じ目標を持つ友人たちも心の支えとなりました。
 9冠を達成した今、大きな達成感を感じています。しかし、この結果は私一人の力だけで得られたものではありません。学校での補習、友人との教え合い、そして家族の励ましがあったからこそ、実現できました。この経験を通じて、努力し続ける力を身につけることができました。毎日の小さな積み重ねが大きな成果につながることを実感しました。
 今後もこの経験を糧に、これまで支えてくれたすべての方々への感謝の気持ちを忘れず、新たな目標に向かって努力し続けていきたいです。

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兵庫県 兵庫県立姫路商業高等学校 3年 T.N

私は令和4年2月6日に実施された商業経済検定に合格し、全国商業高等学校協会が定めている9種目合格を達成することができました。  入学当初、特に勉強でこれといった目標も無く高校生活をスタートしました。一年生の頃、部活動の先輩からたくさん検定を取得している方が良いと教えられ、検定について調べていくうちに全商9冠という存在を知りました。目標を決めることが大切だと思った私は全商9冠を目指すことを決意しました。ですが、その目標は簡単ではなく、数々の場面で乗り越えることの困難な壁が現れました。特に私が苦戦したのは、珠算検定と英語検定です。どちらも一回で合格することができず、一回目を受けて不合格が分かった時には、もうやめようと諦めそうになりました。でも、それでも9冠という目標は諦めきれず、授業外で先生方に教えていただいたり、難しい問題は友人と共有し合ったり、創意工夫をしながら2回目を受け、見事どちらも合格することができました。この結果から諦めなければ必ず道は開くと今でも信じています。その他に検定を受ける中で自分が意識していたのは、逆算して行動するということです。ゴールに向かってただスタート地点から計画を立てるのではなく、ゴールからスタートまでの道のりを自分なりに描くことを大切にしていました。そうすることで、より明確な目標が見えやすくなったり、自分の勉強に対してストイックになれるからです。そして最後に忘れてはいけないのは、いつも朝送り出してくれたり、検定代を払ってくれた親や、どんなに忙しい時でも手を差し伸べてくれた先生方、そして高校で出会った勉強のモチベーションを与えてくれた友人です。そんなみんなのおかげで9種目合格を果たしたと思い本当に感謝しています。これからは税理士という目標に向かって前に進んでいき、いろいろな人を支えられる大人になりたいと思います。

東京都 東京都立第一商業高等学校   3年  A.H

令和3年11月に受験した珠算検定の合格をもって、全商9冠を達成することができました。  入学前から将来の仕事に役立つ資格を取得したいと思っており、授業で取るべき資格は確実に合格したいとの目標を持っていました。私は中学の授業でタイピングに少し自信が持てるようになり、それに目を留めてくださった先生が1年生の6月にビジネス文書検定1級の受験を勧めてくださったのが始まりでした。先生にも助けて頂き、沢山努力をして合格したことがきっかけとなって、他の検定にも挑戦してみたいと思うようになりました。しかし、他の主催検定や競技会、定期テストや行事などを考えると、9種目の勉強をすることなど遠い話に思え現実的ではありませんでした。  ところがコロナ禍になり、学校生活が一変したことで自学自習に力を入れる契機となりました。対面授業もできず授業もカットされ、仕方のないことですが、このまま卒業することになったときに「商業高校を卒業しました」と自信を持って言えるのかと自問しました。考えた末、客観的に学んだ事を身に着けていると示すには合格証書が一番わかりやすいと思いました。仮に、仕事に役立つものではなかったとしても、努力した証になると考えました。また、学ぶうちに相互関係も見えてきて、他の科目・検定内容が役立った経験もし、商業科目全体の繋がりも感じられ、大変な中に楽しさも見いだすことができたと感じます。  ただ、小学校以来触っておらず、学んでも用いることがないであろう珠算は非常に難易度の高いものでした。クラスには珠算の全国レベルの方もおり日々努力していて、自分には到底無理だと思いました。けれど問題数は電卓より少ないことや、簿記で電卓を使うようになってから暗算能力が極端に落ちたことなどを考え、ダメ元で挑戦してみることにし、そろばんをお借りして動画サイトなどを参考に練習に励みました。毎日数時間のトレーニングを積み重ねていましたが、いきなり1級に挑んだため、手応えのつかめないまま検定は終了してしまいました。もう最後の検定なので挽回することもできず、結果が出るまで不安な日々でしたが、合格の掲示を見て安堵しました。努力が報われて本当に嬉しく思います。  振り返ると様々な検定の勉強ができたことは、だらけがちな私にとって、高校生活を目的意識を持って過ごす助けになってきました。時には計画通りにいかず、不合格により予定の組み直しをしなければならないこともありましたが、私をずっとサポートし続けてくださった先生方や友達、家族がいなければこの9種目合格は成し遂げられないことでした。感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。これからも私の座右の銘である「勤勉な人の計画は必ず成功につながる」という言葉を胸に、自分の目標を達成するために努力しつつ、学んだことを活かしていきたいと思います。

長崎県 長崎市立長崎商業高等学校 3年 N.S

私は令和3年1月31日に実施された情報処理検定試験への合格をもって、2年生で全商検定1級の9冠を達成することができました。また、同年10月には会計実務検定試験に合格し、全商検定全科目合格を達成しました。これは長崎県内では初の事例なので、このような結果を残すことができ、とても嬉しく思います。  高校入学当初は、「私にできるはずがない」と、9冠達成すら目標としていませんでした。ですが、1年生の頃から積極的に受検をする環境を先生方がつくってくださったため、全商の検定に1つ、また1つと合格していくうちに、もっと上を目指したい、多くの検定に挑戦したい、と思うようになりました。    私は、進学コースに在籍しているので、授業では習わない科目が多く、自力で勉強をする必要がありました。特に、情報処理検定ビジネス情報部門では、聞き慣れない専門用語や複雑な関数に、なかなか応用が利かず、何度問題を解き直し勉強しても点数が伸びなかったため、心が折れそうになることもありました。ですが、そのようなときに分からないところを教え合い、高め合えるクラスメイトがいたことはもちろん、昼休みや放課後を利用して個別に指導をしてくださる先生方がいたことは、私にとって検定合格への大きな支えとなりました。珠算検定においては、全く経験も知識もない状態からのスタートでしたが、基礎から先生が丁寧に指導をしてくださったため、自信を持って検定に臨むことができました。3年生になり、進路実現との両立の難しさから、全科目合格を目標に据えることを決心できずにいたときも、先生方が背中を押してくださったため、最後まで諦めずに取り組むことができたのだと思います。    以前、長崎県内で初めて2年時での9種目1級合格を達成された先輩の背中を追いかけるうちに、努力を重ね、目標を確実に達成していく喜びや、自ら学びを深める楽しさを感じられるようになりました。検定合格を目指す中で培った、学びに対する積極的な姿勢は、大学進学後の学びにも活かしていきたいと思います。また、検定の指導をしてくださった先生方、日頃から気にかけ、見守ってくださった先生方、友人に感謝したいと思います。

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