検定1級取得者の声

愛知県 愛知県立春日井泉高等学校   2年  Y.S

愛知県 愛知県立春日井泉高等学校   2年  Y.S

 私は、令和7年2月2日に行われた商業経済検定の合格をもって、2年生で全商1級の9冠を達成することができました。
 春日井泉高校に入学することを決めたときから、検定をたくさん取ることを目標にしていました。その目標が具体的になったのは、実際に入学して珠算電卓部の顧問の先生と出会ってからです。3歳年上の先輩がこの学校で初めて9冠を達成したというお話を聞いて、私も目指そうと思いました。それから9冠という目標に向かって努力を積み重ねてきました。
 9つの検定の中で大変だった検定が2つあります。
 1つは、ビジネス計算検定の珠算部門です。そろばんを弾いたことがなかったので、この検定が私にとっては最難関だと感じました。そこで1年生の4月からそろばんの勉強をはじめ、2年生の6月の検定で合格することを目標にしました。最初は四則演算の弾き方すらわかりませんでした。少しずつ弾き方を覚えても全く指が動かない状況が続き、合格することは無理かもしれないという気持ちが大きくなりました。それでもほぼ毎日そろばんを弾き続けて、少しずつ力がついてきていることを実感できるようになりました。目標としていた6月での受験は見送りましたが、2年生の11月の検定で無事合格することができました。
 もう1つは商業経済検定です。本当は1年生の2月に受験する予定で、合格に向けて勉強を重ねていました。暗記しなければいけないことは多かったですが、模擬問題や過去問を解いてみると、合格ラインは大きく超えていたので合格する自信が持てました。しかし、検定の3日前に突然体調を崩してしまいました。その頃学校ではインフルエンザやコロナウイルスが流行っていたので、私も感染してしまったようです。結局週末の検定は受験できませんでした。年に1回しかない検定で、さらに次回から出題科目が一部変更されるという最悪なタイミングです。学習した一つの科目がなくなり、最初から学びはじめることになり本当に悔しい思いをしました。それでも顧問の先生からの温かい言葉に励まされて、モチベーションを保つことができました。1年待って、やっとリベンジする機会が来ました。もう絶対に失敗できないので、しっかり勉強するとともに体調管理をいつも以上に気をつけました。そして無事に合格し、9冠を達成することができました。 加えて、プログラミングと管理会計の検定で満点合格を果たせたことは大きな自信になりました。日商簿記2級にもチャレンジし取得することができました。次は基本情報技術者試験を目指して勉強していきたいと思います。
 私が9冠を達成できるようにサポートしてくださった先生と先輩、そして何よりも家族に本当に感謝しています。自分の努力だけでは達成できなかったと思います。頑張り続けられるように支えてくださって「ありがとうございました」という気持ちでいっぱいです。9冠達成を通して得た経験やスキルを人のために活用できるような人になりたいです。

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静岡県 静岡県立島田商業高等学校   3年  M.M

私は、令和5年2月に実施された商業経済検定をもって、2年生で全商検定1級の9冠を達成することができました。  私が高校2年生の4月頃、所属する英文ワープロ部の顧問であり、学年主任でもある先生から全商検定1級の9冠のお話を伺いました。私が1年生のとき、2種目の1級を取得していましたが、全種目1級を取得するという意識は全くありませんでした。  私は1年次から常に具体的な目標を持ち、計画的に学習に取り組むことで、成績上位者を維持してきました。また、苦手な教科の演習問題を繰り返し解いたり、課題を丁寧に行ったりして、自分の成績を伸ばすことに対して意識を向けてきました。しかし、先生から全商検定1級の9冠のお話を伺ったことで、校内の成績だけに目を向けるのではなく、検定取得に励み、もっと自分を高めていきたいと考えるようになりました。そこで、2年生の7月頃から検定取得に向けて、勉強に励むようになりました。  しかし、全商検定とは別の検定の受験があったり、授業の予習と復習があったりして、9冠を実現するためのスケジュール管理はとても大変でした。そこで、私は自分の行動を明確にし、勉強する時間を生み出すように心がけました。また他にも種目の専門的な学習内容の理解も大変でした。私が特に苦労した検定は珠算です。そろばんはこれまで使ったことがなかったため、何も分からない状態から始めることになりました。検定試験の期日が迫っており、勉強できる期間が一カ月ほどのなか、毎日過去問題を3回分繰り返しやりました。毎日5時間の勉強を続け、自分の学習時間の確保をしました。それでも時間が足りず、本番直前まで演習をこなし続けました。その結果、合格ラインのぎりぎりで受かることができました。この経験から、自分のスケジュールを管理し、勉強時間を自らが生み出すことで、自己管理能力と何事も諦めずに努力する力を身に付けることができました。また、難しいことをなんとかやり遂げたという達成感も大きかったです。  私が自分の目標のために努力できたこと、そして目標の9冠を実現できたことは、多くの方の支えがあったから叶ったことです。私の周りには、私を支えてくれる多くの友人、先生方がいます。支えてくれた多くの方々への感謝の気持ちを忘れずに、これからも自分が掲げた目標に向かって、貪欲に努力をしていきたいと思います。

和歌山県 和歌山県立和歌山商業高等学校   3年  A.T

私は令和2年11月8日に実施された珠算実務検定1級の合格をもって、全国商業高等学校協会が主催する9種目合格を達成することができました。  高校入学当初は自分の将来が明確に定まっておらず、検定取得も将来の選択肢を増やすという軽い気持ちで始めました。しかし、先生方の勧めや頑張る友人の姿を見て私も苦手な分野に意欲的に取り組むようになりました。  私は2年生から会計コースに所属したため、授業がほとんどない情報処理検定には苦戦しました。特にプログラミング部門は、暗号が並んでいるかのように感じてしまい、1度目の受験は不合格でした。そこで基礎から学び直そうと考え、先生が勧めてくれたテキストを使用して勉強をやり直しました。また一緒に学ぶ友人と協力しながら、少しずつ理解を深めることができました。長い時間をかけて勉強したので、合格だとわかったときは本当に嬉しかったです。  また英語検定の合格者は少なく、英語が苦手な私では合格は難しいだろうと思っていました。しかし挑戦したい気持ちはあり、担任の先生に相談したところ、朝の補習への参加を勧めてくれました。苦手な英語と朝から向き合うのはしんどかったですが、先生の熱心な指導のおかげで、次第に楽しいと感じるようになり、自然に英語を学ぶことができました。毎日勉強を教えてくれた先生に合格を伝えることができて本当によかったです。  私は検定取得を通して、商業に関する知識はもちろんですが、人との繋がりの大切さを学ぶことができました。私1人では成し遂げることが難しかった9種目合格は、お世話になった先生方や共に支え合った友人たちのおかげです。本当にありがとうございました。感謝の言葉しかありません。今後も3年間の検定取得を通して学んだ様々なことを活かしていけるように努力を続けたいと思います。

山口県 下関商業高等学校   3年  R.F

私は令和4年12月11日に受験した財務諸表分析検定の合格をもって、全国商業高等学校協会が主催する9種目すべての検定を取得することができました。 私が全商9冠を目指したきっかけは、私の高校ではこれまで全商8種目合格が最多であると知ったことが挙げられます。負けず嫌いの私はその記録を見たとき心の内で、自分が校内初の9冠を達成してやると闘争心を燃やしていました。これが高校1年生の3学期です。9冠達成を目標にしたものの、この時点では珠算電卓実務検定の1種目のみの合格だったため2年生になってからは勉強の毎日でした。休憩時間もテキストを広げていたため勉強熱心だと言われることもありましたが、過去問を解けばみるみる点数が伸びる各検定、また練習すればするほど速度と正確性が増していくそろばんやタイピングは、ゲームでレベル上げをする感覚で楽しんでいました。気がつけば2年生の内に7種目の検定に合格し8冠を達成していました。そのため3年生になってからはゲームがなくなった気分でした。しかし、その気持ちを埋めてくれるものはまた新しいゲームです。ゲームの発売日や映画の公開日までが遠く感じられるように私も財務諸表分析検定の受験までがすごく遠く感じられました。そのため私はFP検定や日商簿記検定などに挑戦し12月に実施される財務諸表分析検定までの期間を新しいゲームとともに過ごしました。 楽しみながら勉強をしてきた私ですが、辛かったこともあります。それは一人の時間が多かったことです。ビジネス情報や簿記検定は、クラス全員が受験するため皆で分からない問題を共有しあいレベルを上げる楽しみがありました。しかし、私の周りには商業経済検定や財務諸表分析検定を受験する人はそう多くありませんでした。一人で分からない問題を解決し、一人で頻出問題をまとめる時間はどこか寂しい気持ちでいっぱいでした。受験は団体戦という言葉もこの時の私には強く響いたことでしょう。 このように1年次の闘争心から始まった私の全商検定の学習は、財務諸表分析検定の合格をもって9種目すべての検定を取得し全商9冠を達成することとなりました。またこの取り組みを通して、目標を立てること、新しいことに挑戦すること、そして切磋琢磨して高めあう仲間という3つの重要性に気づかされました。とはいったものの、私がこれからも大事にしていきたいのは、私のこの「闘争心」と「楽しむ心」です。

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